真剣に遊ぶ旅

銀行辞めて旅出るってよ。

パワハラ案件から学ぶこと。海外のパワハラ事情とは。

f:id:yusana7:20191029034122j:plain

常温の水の中にカエルを入れて徐々に熱すれば、カエルはその温度変化に気づかないまま茹で上がってしまいますが、人はもはや、外部環境だけじゃなくて自分自身の変化にも気づくことができない生き物です。。

Jリーグ界を騒がせた曹貴裁(チョウ・キジェ)さんのパワハラ事件をみたときに僕が感じたことをまとめてみました。

事件について

www.soccerdigestweb.com

Jリーグの湘南ベルマーレの監督を務めていたチョウさんが、チーム内でのパワハラ疑惑をかけられ2019年7月より調査が行われていましたが、10月4日の会見にて、Jリーグはパワハラの事実を確認したことを報告しました。

具体的には、コーチの顔に手を当てて床に押し倒したこと、調子の悪かった選手に「チームの癌だ。他に移るから出て行け」と怒鳴ったこと、足に違和感を覚えた選手を確認しようとしたメディカルスタッフに対して「ほっとけ、自分で考えさせろ」と一喝したこと、などの行為が報告されています。チョウさんとしては指導の一環として起こした言動だったけど、それがやりすぎだったっていう判断をされたんでしょうね。世間で騒がれる企業でのパワハラと同じような感じの原因です。

なぜこの記事を取り上げたのか

チョウさんは湘南ベルマーレに行く前、川崎フロンターレの下部組織の監督をやっていて、その時僕もそのチームに所属していたもんでチョウさんとは面識があります。僕が中1チームの時にチョウさんは中3チームの監督をやっていたので、毎日バキバキに指導を受けたわけではありませんが、練習や試合を見てくれることも結構あったし、直接叱られたことも何度もあります。

そんなわけでこのニュースは僕ら川崎育ち組にとって見過ごせない話なんですけど、このニュースに対して昔からチョウさんのことを知っている方々や当時の僕のチームメイトの何人かが

「チョウさんはそんなことをするような人ではない。」

「Jリーグは一体何をやってるんだ。日本サッカー界は終わってる。」

みたいなことを言っているのをネットで見たんです。そうゆう発言になんだか猛烈な違和感を覚えたもんでして、僕なりに考えてみようと思い記事にしたわけであります。

その猛烈な違和感とは

そんな表面的な調査ではわからないチョウさんの素晴らしさがある。チョウさんの叱咤は愛である。断片的に判断するなクソ野郎。」とでも言いたいのでしょう。昔から知っているのであればそう思いたい気持ちはよくわかります。僕だってチョウさんのことは大好きですしパワハラがあったなんて思いたくありません。

でもその意見は極めて的を得ていないと僕は思うんです。人は自分の置かれている環境によって変わっていく生き物だからです。中学で地味だったやつが高校に入った途端に金髪パーマのイケイケ野郎になったり、社会人になってお金を稼ぎ始めた瞬間にトチ狂ったように遊び散らすやつっているじゃないですか。結婚して子供が生まれると別人みたいに大人の風格が出てくるやつっているじゃないですか。

根本的な部分は同じだったとしても、人は成長をするし退化もします。変わんないけど変わるんです。

だから、「昔〇〇だったから〇〇」なんてことはないんです。

毎日結果のみを求められるプロスポーツ界に生きる人たちには、素人には到底理解できないプレッシャーがかかってるはずです。そのプレッシャーに押しつぶされそうになることもしょっ中だと思います。良い意味でも悪い意味でもそんな環境が人を変えることなんて超超超超イージーです。「プロスポーツ界でパワハラなんて日本もぬるくなったな」なんて一瞬思っちゃった自分がいましたが、今思えばいつどこで起きたって不思議じゃないですよね。だから昔のチョウさんを知っているだけで、今回の事件を否定することはできないと思うわけです。だから日本は、、なんて言えないと思うわけです。これが僕が覚えた違和感です。

なぜ起きてしまったのか

仮にチョウさんが報道されているような言動を繰り返し多くの人を疲弊させていたとすれば、、パワハラと言われてもおかしくないだろうというのが正直なところです。。

あくまで僕なりの解釈ですが、尋常じゃないプレッシャーや期待に襲われた結果、チョウさん自身でも訳わかんなくなってしまった、というのが原因ではないだろうかと考えています。チョウさんが熱血漢だと言うのは僕も知っています。その熱血をセルフコントロールができないまま悪い方向に向かっていってしまったんだろうと思います。

湘南ベルマーレは毎年J1残留争いをしていたので、それだけでもかなり大変だったろうに、その上、去年はカップ戦(ルヴァン杯)を優勝してチームに創設以来の初タイトルをもたらし、チョウさんに対する期待は更に高まったと思います。また、試合前後・試合中のロッカールームを映像化したDVDが大ヒットしたことで、俄然注目を集めていたと思います。想像を絶するプレッシャーを感じながら毎晩寝ていたはずです。

一般企業においても、営業マンであれば毎日、毎月成果を出さないといけないし、ソフト開発であれば開発スケジュールに間に合うようにしなければいけない。上司からの激詰めが毎日続けば、だんだん本来の自分を見失うわけですね。前職の銀行でも、上からの罵詈雑言に自分を見失っている人を何人もみました。

「あいつだけは、俺だけは、」と思っていても、いつ何がおこるかわからないし、それこそパワハラ星人になる可能性だって十分あるわけです。

学ぶべきこと

人は変わるということです。そして多くの場合は、1日にして急に変わるというよりは、外部環境の変化に続いて知らない間に徐々に変わっていく、場合によっては徐々に洗脳されていく、ということです。

成長することと変わることは一概にもイコールではないんです。大事なのは自分を見失わないこと。メンタルコントロールが大切です。

何の実証も検証もないただの僕なりの考えですが、日記や雑記録を書くのが効果的なんじゃないかと思います。その日思ったことをありのまま書く。感じたことを無意味に書き散らす。別に誰かに見せる訳じゃないから字なんて汚くたっていいし、文章だってめちゃくちゃでOK。毎日書く必要なんて全くなくて、気が向いたら書けばいいんです。

そうすることで、自分の気持ちの整理ができるし、昔のやつを見たときに今と昔で自分がどう変わったのか比べることができます。悪い方向に変わっていた場合はそこで気づいて軌道修正することもできます。とゆーか何も書いていなかったら、茹でガエル理論と同じで気づくのは難しいんじゃないでしょーか。

僕は中1〜高3までサッカーノートをずっと書いていたんですが、それは今でもたまに見直します。そんで色々考えさせられます。「あんときあんなことしてたなー」とか「こんなこと感じてたなー」とか考えて自己分析みたいなことして、じゃあ次はこうしてみようみたいな。過去を振り返る時間って僕は贅沢な時間だと思っています。振り返りすぎは禁物です。過去に囚われます。

社会人になって何年か立った時に書き残すことの大切さを思い出して、それからは雑記録のようなものは書いていました。とゆーかそれまでは仕事仕事って感じで訳わかんなくなってて、そんなことを考える余裕がなかったんですねきっと。毎日じゃなくていいから日記をつけること、良い時も悪い時も気持ちの整理ができるんで結構おすすめです。

チョウさん事件からの気づきはこんなとこでしょーか。

チョウさんについて

10月7日、チョウさんは湘南ベルマーレからの続投要請を固辞する形で、退任をすることになりました。実際に現場で何が起きていたのか僕は知りませんしパワハラはいけないことですが、僕自身小さい頃からとてもお世話になったのでめちゃめちゃ残念です。最近のチョウ人気は日本サッカー界では凄まじいものがありました。2018年にベルマーレがルヴァン杯を優勝した時は、多くの日本サッカーファンが心を動かされました。チョウさんのいちファンとして1日でも早いサッカー界への復帰を願います。

海外でのパワハラ事情

一応世界放浪している身なので、海外のことも少し調べてみました。違うと思ったことは違うという、というのが日本人が持つ外国人へのイメージですが、実際どうなんでしょう。

興味深い記事を発見しました。

note.mu

これはアメリカでの勤務経験があるライターさんが、パワハラという言葉がないだけでアメリカの方が上下関係の差は圧倒的に激しい、ということを生々しく書いた記事です。そんな感じの環境であれば、パワハラは十分起こり得るでしょう。

それともう一つ、これは僕が北マケドニアという国で現地人から聞いた話を紹介します。

その人は18才くらいの息子さんを持つお母さんだったんですが、「今の子供は受けたい教育はすぐ受けられるし、欲しいものは何でも手に入る」と言ってました。まあ経済力によって差があるとは思いますが、要は「やつらは甘やかされて育っている」ということが言いたかったようです。そうゆう世代が社会に出た時に大人の世界の責任感やプレッシャーに耐えられず、若い世代が被害者として(日本でいう)パワハラを騒ぎ始める可能性だって十分にあります。

日本よりいかつい年功序列が存在する韓国だって、パワハラみたいなことは起きています。

パワハラという言葉は日本独自のものだけど、現象自体は決して日本だけというわけではなく世界同時多発案件だということですね。。


ブログランキング参加中。「世界一周」クリックがあなたの一票じゃ。応援してくれ。一日一回ずつクリック。頼む。(別ページに飛びます。戻ってきてね。)

 ⬇️⬇️⬇️⬇️⬇️⬇️

にほんブログ村 旅行ブログ 世界一周へ
にほんブログ村 

⬆️⬆️⬆️⬆️⬆️⬆️