真剣に遊ぶ旅

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【なんで!?】2019年に名前変えた国

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問題です。

2019年2月12日、国名を変更した国はどこでしょう?

①イギリス

②イスラエル

③マケドニア

④オトナ帝国

答えはマケドニアです

マケドニア(※マケドニア旧ユーゴスラビア共和国)というのは変更前の国名で、今は「北マケドニア共和国」になっています。なので「答えは北マケドニアです」と言う方が正しいですね。

何が違うねんっていうツッコミを入れたい気持ちはよくわかりますが、実はこの国名どうする問題は約30年ものあいだ、隣国ギリシャとバトルをしてきたかなり根深いお話だったんですよ。それが今年ようやく一区切りしたんですよ。

というのも、国の方のマケドニアのすぐ下のギリシャ北部にもマケドニア地方と呼ばれるエリアがあって、以前からギリシャは「お前らだけマケドニアを名乗るんじゃねえ」と激しいプレッシャーをかけていました。

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かくかくしかじかあって、国の方のマケドニアが大人の対応をみせて国名を変える事自体にはOKを出し、でもなんとしてでもマケドニアの文字だけは残したいとの思いは貫き、国名を「北マケドニア共和国」に変更したのがこの記事投稿の約10ヶ月前の話です。

そうです。皆さんお気づきの通り、結局「お前らだけマケドニア名乗るんじゃねえ」問題の解消にはなっていません。なんで、未だに怒り心頭のギリシャ人がいるみたいなことがネット上にちらほら書いてあるのをみます。実際にこの話題についてギリシャ人と喋ったことがないので真相は不明です。

そもそもなんでこんな揉めてるのかと言うと、マケドニアが誇るある歴史上の偉人が影響しています。

紀元前300年ごろマケドニア王国を大繁栄させたアレクサンダー大王です。アレクサンダー大王についてはさまざまな歴史認識があるようですが、超簡略的にいえば「アレクサンダー大王はギリシャ人だ!マケドニア王国だってギリシャなんだ!」というのがギリシャの言い分だそうです。もちろん北マケドニアは全力で反論しています。

アレクサンダー大王はとにかく腕っぷしが強かったことで有名です。いわゆる最強の男です。3試合11得点みたいなやつです。そんな偉人のことを2カ国が大真面目に永遠に取り合いをしているってわけですね。

 

以前、北マケドニアのとある空港の名前を「アレクサンダー大王空港」にしようとしたことがありましたが、ギリシャの猛烈抗議によりおじゃんになったこともあります。

そんな、いつも大人の対応を見せている北マケドニアですが、首都スコピエにはビビるくらい巨大なアレクサンダー大王像がありました。

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色んな事は譲歩してもアレクサンダー大王だけは譲らない感が半端ないです。僕はこの事について全く詳しくないですが、何となく北マケドニアの方が上手く立ち回っているような気がします。

話がずれましたが、、

何が言いたかったかというと、2019年現在でも国同士の喧嘩の結果、国名を変更しなければいけない国が未だにあるということです。島国日本ではあまり想像できないことかもしれませんが、国境は(特に東欧中欧や中東の国境)は一部の人間が恣意的に引いた線であったり、宗教上や民族上の観点から已む無く引いたであることが多いです。ですから国境付近は沢山の問題や争いがあって、それは今でもごろごろ残っています。身近なところで例をあげれば、第二次世界大戦後まで一つの国だった朝鮮半島を南北に分裂させたのは、張本人達ではなく権力拡大を狙ったアメリカとロシアです。国境付近は皆さんご存知の通り未だに余裕で緊張状態です(行った事ないのでどこまで張り詰めてるかわかりませんが)。

今回紹介した国名変更問題も、見方を変えれば国境問題と言えるでしょう。ギリシャ的には「北マケドニアなんて国認めねえぞ」と言ってるようなもんです。

海外旅行が好きな方、世界放浪をしている方々、世界を相手に仕事をしている方々。この国の国境はなんでここに引かれているんだろうとちょっと考えるだけでも、その国のことを知るいい材料になるんじゃないでしょうか。そしてこんなしょーもない記事でも、そんなことを考えるきっかけになったとしたら僕は嬉しいです。

ちなみにもう1人、北マケドニアが誇る偉人がいます

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マザーテレサです。

マザーテレサはインド出身だと思ってる方は多いと思いますが(僕もそう思ってました)、生まれは北マケドニアの首都スコピエです。修道女となってから始めてインドに渡り、その後数々の功労を残してきたわけです。

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スコピエにはマザーテレサの家というミュージアムもあります。


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