真剣に遊ぶ旅

銀行辞めて旅出るってよ。

【トルコ】アフガニスタン難民にあった話

 

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難民に初めて会いました

トルコの東南エリアにいます

イラン、イラク、シリアとの国境に近いこのエリア。日本にいる時はまさかこんな所にくるなんて思ってもみませんでした。僕はここで生涯忘れられない出会いをしました。

 

ドイツに向かうアフガニスタン人ファミリー達です。いわゆる難民です。

自国から脱出して安全な生活を送るために、アフガニスタンやシリアから多くの難民が命がけで国境を越えてヨーロッパを目指します。

彼らも正にこれからドイツを目指す難民の集団でした。

 

彼らとはヴァンという街の長距離バスターミナルで会いました。ここはただのバスターミナルではなく、沢山の難民が生活拠点としている場所でもありました。僕らが夜行バスの出発までベンチで座って待っている時、彼らは話しかけてきました。「僕ら」というのは、真田と、一緒にトルコを旅していた中国人旅人ユージンのことです。

 

最初に話しかけてきた15才の女の子が「私たちは難民で、これから大勢でドイツに行くんだ。てへっ」みたいな感じで明るく教えてくれました。

 

僕らは言葉に詰まりました。「俺たち難民でーす!パスポートもないけどこれから気合いでヨーロッパ行きまーす!」なんて言われるのが2人とも初めてで、何て言っていいかわからなかったんです。とりあえず僕らは、会話は続けつつも所持品をパクられないように注意することにしました。

そんな考えは全く無用でした

彼らは本当にピュアで良い人達でした。

「どこに住んでるの?」「家族は何人いるの?」「彼女はいるの?」などなど屈託のない笑顔で聞いてきました。

話しているとどんどん人が集まってきました。彼らの家族・友達です。30人くらいでアフガニスタンからやってきているようでした。

握手をしてくれと僕らの前には人だかりができていました。握手をするとくしゃくしゃの笑顔を浮かべます。僕とは握手をしても、女性のユージンとは恥ずかしくて握手をできない人もいました。それくらい無垢でした。

 

僕らも色々質問させてもらいました。

「トルコに来るまでは大変だった?」とか「これからどうやってドイツに行くの?」とか「アフガニスタンって今でも危ないの?」とか。彼らは快く全部答えてくれました。

 

彼らはアフガニスタンを出て、まずイランで働いてお金を稼ぎました。イラン人は難民のことを完全に下にみていて、仕事場でも普段の生活でもそれは酷い扱いを受けたそうです。世界的には、少なくとも旅人界では、イラン人は良い人って言われてるけど、彼らの話を聞いてると全然そんな感じはしませんでした。

 

お金を稼いだらトルコに向かいます。国境は走りぬけて越えました。(確かトルコ側の?)国境にいる軍人は彼らのことを見つけて銃を向けてきました。でも、発砲はしてきませんでした。とゆーより撃つ気はそもそもないそうで、難民に対してはいつもそういう対応をしてるらしいです。彼らは全力で軍人達に感謝をしていました。

移動はほぼ100%歩きで死ぬほど暑い日もあったし、そんな過酷な日々の中で騙そうとしてくる人が沢山いたりと、まだトルコにきただけなのに本当にしんどかったと言っていました。

 

アフガニスタンは一時期に比べたら平和になったそうですが、それでも月2〜4回は爆弾が落ちるらしいです。僕にはそれのどこが平和なのかよくわかりませんでしたが、彼らにとってはその頻度の爆撃であれば平和に分類されるんです。

 

そしてタリバンやISなどの過激派組織に対して本当に憤慨していました。「同じムスリムとして恥ずかしい。とゆうか奴らはムスリムではない。誰も神なんちゃ信じてないしただの人殺し集団だ。」みたいなことを言っていました。

 

平和について考える

話を聞いていて、何て返せばいいのかわからないことが多くありました。心が苦しくなることもありました。

 

それでも彼らは前向きでした。これから命がけでドイツまで行くというのにとても前向きでした。たった2時間弱の会話の中で、僕達に何度も素晴らしい笑顔をみせてくれました。

 

テレビや新聞で難民=危険というイメージを植え付けられていますが、全く違います。日本ではイスラム教=過激という先入観を持っている人がいますが、全く違います。そういう人がいるのは事実ですが、それはごく一部です。多くの難民はただの被害者で、彼らに罪は何もありません。多くの難民に会ったわけではないですが多分間違いないと思います。自らの未来を掴むために元気に明るく生きています。これまで色んな国でムスリムの人達と話しましたが、殆どの人は人殺しなんてこれっぽっちも望んでいないと皆んな口を揃えて言っています。

 

これだけ情報がありふれている世の中で、何が正しくて何が間違ってるか、しっかりと判断できる力が必要だと思います。

 

自分の力では何もしてあげあれないもどかしさは感じましたが、世界について、平和について考えることのできた素晴らしい出会いでした。こんな平和ボケ野郎なのに仲良くしてくれて本当に感謝です。

最終的には僕は持っていたお菓子を、ユージンは使わなくなったシャツをプレゼントしました。びっくりするくらい喜んでくれました。あの笑顔は絶対忘れることができないと思います。

(参考)難民について

世界には約7000万人の難民がいます。地球全体の約1%の人が難民です。

難民発生率は、なんと全体の57%シリア・アフガニスタン・南スーダンの3カ国に集中しています。

難民の多くは、受け入れに前向きなドイツやスウェーデンに向かいます。そしてシリア・アフガニスタン等からの難民にとって最初の中継地点がここトルコです。実は難民受入数世界1位の国はトルコです。年間370万人もの難民を受け入れています。因みにドイツは約110万人です。

そして日本にも約4万人の難民がいます。(難民7千人+難民申請中3万人)

※参考:UNHCR

 


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